<ゲーム>新春ゲームレビュー・その2”Wii(ウィー)”。

画像<追記・ウェブリブログの新着記事からお越しの皆さんへ:この記事は1月7日に書いたものの、ワケあってUP出来なかった記事ですのであしからずご了承下さい>さて、新春ゲームレビュー第二弾は任天堂期待のニューハードである”Wii(ウィー)”である。その名称の奇抜さから中には”Will(ウィル)”と読んでる人も実は多かったりなんかするが、正しい読み名はあくまで「ウィ~」なので、「ウィル」なんて読んでる人は恥をかく前に脳内で修正しておく様に。(爆)

Wii。ご存知の通り、かの任天堂が生み出した所謂”新世代機”であり、どちらかと言えば次世代機と言うのとはちょっと違う枠組みのハードである。Xbox360とかPS3等の次世代ゲーム機とは少しカテゴリーが異なると思っていい。

以下、前回と同じ様に写真を交えて紹介しようと思う。

●Wii本体。

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とりあえず、箱から出してスタンドを使って立ててみた。その大きさはPCとかの5インチドライブと見紛う位に小さく、コレだけのサイズのモノに最新技術が詰まってる事に驚きを隠せない。

実は、このゲーム機のハード自体実は「拡張版”ゲームキューブ(以下GC)”」と言えるシロモノでしかなく、言わば「GCを新プロセスでシュリンクして大幅に機能強化したモノ」と思えば判りやすい。最新(とも言えないが)の半導体技術で大幅な低電力化を果たした事で、スタンバイ状態で豆電球一個分の低電力状態での常時ネット接続を可能とし、OSを徹底的に強化して写真閲覧やメッセージ機能、その他etc・・・等のゲーム以外での用途を確立、更には12cmディスク採用でソフトを大容量化したり、bluetooth等の様々な通信機能に対応したりと、正に「最新技術でGCを作ったらこうなりました」的なハードに仕上がっている。

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これは本体上部とSDカードスロットを空けた時の写真。この上部の部分にGCのコントローラーとGC専用メモリーカードが差さる様になっている。本体の構成上仕方が無いのだが、縦置きでGCのコントローラーを使う際には誤って倒してしまわない様に一工夫欲しい所。

だが、折角のGC互換なんで、GCのソフトを多数所有されてる方は活用しない手は無いだろう。スロットイン方式のドライブでもGCの8cmディスクをスムーズに呑み込んで再生してくれるし取り出しも意外と楽なのは美点ではある。

●Wiiリモコン。

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最も、このハードの”新世代機”たる所以は何より新操作デバイスである”Wiiリモコン”に全て集約される。一見するとただの棒状のコントローラーに様々な可能性が秘められていると言っても過言では無いだろう。

Wiiリモコンを手に持って、振ったり突いたり回したりするだけで画面上のキャラクターが動き回る。そういう以前だったら周辺機器として購入しなければ得られない一連の動作をオプションでは無く標準で装備してると言う意義は大きいと思う。各ソフトウェアベンダーはコントローラーに予めモーションセンサー&ポインティングデバイスを装備してる事を前提にソフトを開発出来ると言う意味ではその意義は非常に大きく、これだけでゲームの作りそのものが変わると思う。ソレ位衝撃的なワケだ。

更には、Wiiリモコンにはスピーカーやバイブレーション機能も実装されている!ボールを打った瞬間そのインパクトや音が直に体感で伝わっていくのである。この凄さは実際触ってみなければ判らないだろう。(笑)

それと、写真には載せてないが、追加デバイスである”ヌンチャク”を接続した”ヌンチャクスタイル”にも出来る。ヌンチャク側にもモーションセンサーが内臓されていて、”Wii SPORT”のボクシング等の両手の動きを活用したゲームにも対応出来るのがミソであると言える。

ただ・・・ヌンチャクとの接続は有線なんで、”Wii SPORTS”のボクシングや”BLEACH Wii”等で激しく動かすと結構コードが煩わしい。この辺は早急な改善が期待される所である。

●ソフトウェア関連。

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とりあえず、最初に購入したのはこの”はじめてのWii”である。このソフトはWiiの操作に慣れる為のチュートリアル的なソフトで、オマケに追加のWiiリモコンも付いてくる買い得感の高いソフト・・・でもあるワケだが、この内容だったらWii本体に同梱した方が良かった気がする。チュートリアル的なソフトで商売しようって姿勢が任天堂らしいと言えばそれまでだが・・・。(汗)

ただ・・・やはりコレだけでは物足りないので、後でソフト3本追加したのは余談だけどね。(爆)

発売されているゲーム自体も元々GCのアーキテクチャーがベースだけあって、その開発環境も熟成が進んでる為かローンチの時点で既にかなりのラインナップを誇る。ソフトウェア面でネガティブな印象のあるPS3とは全く間逆だ。任天堂ブランド独特の安心感があるのもミソだろう。

更には、本体起動後に現れる”Wiiチャンネル”の概念も面白い。チャンネルの中にはWiiやGCのソフトを起動する為の”ディスクドライブチャンネル”を始めとして、自分の似顔絵キャラ”Mii”を作ってゲーム等で使える”似顔絵チャンネル”、それに常時ネット接続を利用した”お天気チャンネル”で出掛ける前に出先の天気を知る事も出来る上、”ニュースチャンネル”で(コレ書いてる時点ではまだ稼動してないが)最新のニュースを知る事が出来る様になる。

そうそう、”Wii伝言板”で家族間や他のWiiを所有されてる方のメッセージを受け取る機能があるのも面白い。その上、ゲームをプレイしたり各チャンネルを観たりすると何と伝言板にそれらの記録が残ってしまう為、子供が内緒でゲームをプレイしても一発でバレてしまう。子供をお持ちの親御さんにはかなり有効な機能では無いだろうか。伝言板の記録に関してはWiiを初期化しない限り永久に残るので、日記的に過去のゲームプレイを振り返る事が出来るのもミソだろう。

それら一連の動作はWiiリモコンで正に”リモコン感覚で操作出来、そう言ったゲーム以外の汎用性を持たせてるのも任天堂ハードでは非常に面白い試みだと思う。

●クラシックコントローラー。

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これは旧来のソフトをプレイする為の”クラシックコントローラー”である。これはWiiリモコンのコネクターに差して利用するタイプのコントローラーであり、旧来のソフトをプレイする為に最適なボタン配置が施されている。

WiiはバーチャルコンソールでファミコンスーパーファミコンNINTENDO64PCエンジンメガドライブ、それと将来的にはMSX等の昔のソフトも遊べてしまうハードでもある(ちなみにWiiリモコン単体でもプレイは可能である)。旧来からのユーザーにノスタルジックな楽しみを与える上に、新規(特に子供)のユーザーにも新しい楽しみを与えてくれる。お父さんが「昔こういうソフトを遊んでたんだ」とか言いながら子供と一緒にプレイしたり出来るワケだ。ソフトのラインナップもツボを心得てるのが個人的にもいい。(笑)

●専用D端子ケーブル。

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これは後に購入した専用の”D端子ケーブル”である。結構全国的に品薄だそうだがTAKA☆はこういうのもサクッと買えてしまう。穴場を知り尽くしているマニアならではだろう。(笑)
D端子ケーブルに関してはGC用も販売されているが、Wiiの場合は旧来までの任天堂ハードと異なりこれらの流用が出来ない独自仕様になっている(流用が利くのはGCソフトとコントローラーとメモリーカード位である)。その為、D端子へ接続する為には独自に揃える必要があるワケだ。

最初は本体に同梱されているコンポジット(ビデオ端子)のケーブルを使用していたのだが、D端子に接続しただけでフォーカスが増すクッキリした画面になる。S端子と変化ないと言うユーザーの人も居るが、これは使用するテレビの性能に左右される事なんで一概には言えないものの、少なくともウチの場合はS端子と比べてもかなりの差が出るので侮れないのである。

ちなみに・・・D端子ケーブルが無くてお困りの方は、代わりにコンポーネント接続ケーブルを購入して市販のコンポーネント→D端子変換ケーブルを使うと同じになるんでお試しを。(笑)

●総評

Wiiの何より面白い所は”旧来のアーキテクチャーを再生”してる点にあると思う。先にも書いた様に旧来のチップを新プロセスでシュリンクした上で性能向上を必要最小限に留め、ソフト開発を容易にする事でソフトウェアの充実を図る。GCのソフトを開発してきたソフトウェアベンダーにとっては使い慣れたアーキテクチャーなのでハードの性能を余す所まで引き出せる上、新規に追加された”Wiiリモコン”をどう生かすかで次々と新しいアイディアを捻り出す事が出来る。媒体はDVDベースな上にHD画質を要求しない(つまりはあまり容量を駆使しない)アーキテクチャーなんで、ソフト一本辺りの開発コスト自体もXbox360やPS3とは比べ物にならない位低く抑えられる為(それでもNDSに比べたら高いと思うけど)、そう言った意味では日本のソフトメーカーにとって救世主的存在になるかも知れない可能性を秘めてると思う。

ただ・・・Wiiはある程度こなれたユーザーにとっては「諸刃の剣」であるとも言える。WiiはWiiリモコンの操作で最初は誰にでもスッと入っていける簡便さはあるものの、その一方で飽きが早く来やすい上、ゲームによっては非常に疲れる上に多人数でプレイしないと面白味が無いゲームが多い為にネガティブ志向のユーザーには向かない。

更には、Wii自身が”GC拡張版”に過ぎない仕様なので、ゲームの見た目の変化に期待すると大いに裏切られる結果になりかねない。
マルチプラットフォームのゲームとかだと他社のハードに出来の面で遠く及ばない。特にリアル志向のレースゲームはCGの見た目に左右される上、処理速度の差の関係で細かい挙動を再現ってワケにはいかないと思うのでリアル志向のレースゲーム大好きって人には特に向かないだろう(但しマリオカート等の非リアル系レースゲーム好きの場合はこの限りでは無いが)。
Wiiリモコンでハンドル操作的な事は出来るが、実際は操作し辛いソフトが殆どなんでアピールポイントにもならないと思う。(汗)

そして、「諸刃の剣」と言う点に関してはWiiのソフトを開発するソフトウェアベンダーにも同じ事が言える。Wiiリモコンと言う”縛り要素”がある為に似たようなゲームが頻発する可能性がある上に、本来であればモーションセンサーが必要無い様なゲームにも影響を与えかねない。使い方を誤るとどんな名作でも”駄作”に変わる。そういう危険性もはらんでるワケだ。

その上、ハードの出来も質感こそ高いものの結構問題も多く、デザイン重視でコンパクトに纏めてる分、色々なモノが犠牲になっている。例えばGC互換の為にGCコントローラーを接続する為のコネクターが装備されているが、横置きにした場合蓋が邪魔になる為にGCのソフトをプレイする為には蓋を取り外さなければいけない仕様になってたり、かと言って縦置きだとコネクターが本体上部になる為、GCのコントローラーを接続してしまうと引っ張られて横倒しになってしまう危険性もある。せめてクラシックコントローラーで良いのでWiiリモコン経由でGCの操作に対応出来る仕様にして欲しかったと思う。

更には・・・標準で使用出来るLANが無線LANのみと言うのも非常にマヌケである。有線でLAN接続する為には裏のUSB端子に別売のLANアダプターを接続しなければいけない。USB端子付ける位ならLAN端子の方が先だろ!と妙なツッコミが入ってしまう。(苦笑)
無線LAN環境のある人ならば安上がりで済むのだが、実際の所は有線LAN環境の人が殆どな事を考えるとこの辺はどうにかならなかったのか?とも思う。
PS3が”完璧に近い”仕様のハードなだけに、前に言った通りゲーム機としてのカテゴリーが少々異なるとは言えどうしても変なアラばかりが目立ってしまうワケだ。

でも、ドライブのイルミネーションが奇麗と言う美点もあるし、艶々したボディの質感はなかなか良いけどね。(笑)

ハードそのものは25000円と一見格安ではあるものの・・・多人数プレイを想定してる割にはWiiリモコンは一個しか付いてないので結局はもう一個買わなければいけなかったり、LANアダプターや対応するテレビのケーブル類等を買ってしまうと初期投資だけでそれなりに掛かってしまうので決して格安にはならない。ハードで儲ける任天堂の姿勢は判るけどはっきり言ってサービス精神が足りないと言うか、他にも色々とユーザーに買わせようと言う姿勢は個人的にどうかと思う。

更には、発売前からDVD対応の最新版まで発表しちまうわで・・・。(滝汗)

まぁそれでも、ゲーム自体は面白いしローンチ時点で既に”カドゥケウスZ”みたいな怪物ソフトも存在してるんで個人的にはローンチ時のXbox360の10倍は楽しめてる次第であるが、ハードの評価自体は低くなってしまうのはこれは仕方が無い所だろう。

様々な可能性がある未知なるハードだが、下手すればコケる可能性も高い。買ってすぐの満足度は高いが選択するゲームによっては飽きも早いし、そうなってしまうとただのお洒落なGCに過ぎないので、コアなユーザー程よく吟味してから買われる事をオススメする。

■任天堂公式サイト”Wii[ウィー]”
http://www.nintendo.co.jp/wii/

■Wii.com
http://wii.com/

一昨日と昨日プレイしたソフト:
BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲(Wii)

プレイタイトル同じなんで一纏めに。やっぱBLEACH好きだわ~。
飽き早そうだけどね。(爆)

Wii
Wii【メーカー生産終了】

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  • 一丁前に“Wii”のレヴューでもしてみますか!

    Excerpt: ナンテお題目を唱えておいてイキナリだが、しっかりしたレヴューは“ゲーオタ(賛辞)”のTAKA☆に任せておいて(逃げっ まぁまぁ、それでは記事を書く意味が無くなってしまうので“普段ゲームをしない人.. Weblog: P's soliloquy vol.4 racked: 2007-01-15 17:01